世界で初めて真珠養殖に成功した日本人
真円真珠の養殖に成功。そして時の発明王エジソンとの会談
その後、10年以上もの長い年月をかけて真円真珠の養殖にも成功した幸吉は、養殖真珠の発明者として世界でも知られるようになります。1927年(昭和2年)欧米視察に出ていた幸吉は、ニューヨーク郊外のエジソン邸を訪問、世界の発明王との会談が実現します。エジソンは贈り物として出されたミキモトパールを見つめ感嘆して言いました。「これこそ、真の真珠です。私の研究所で出来なかったものが2つだけあります。一つはダイアモンド、もう一つは真珠です。あなたが動物学上からは不可能とされていた真珠を発明し完成されたことは、世界の驚異です。」当時の「ニューヨークタイムス」でもこの会談は掲載され、アメリカでもミキモトパールの名が飛躍的に知れ渡ることになりました。
左:エジソンと対談した頃の幸吉
中:発明家同士の友情の証ともいえるエジソンから幸吉へ送られた手紙  右:エジソン